心の病は「軽度」「軽症」と診断される症状でも、当事者ご本人にとっては深い悩みである場合が少なくありません。当院では、そうした方々に対しても従来の保険診療(主として投薬による治療)で対応すると同時に、従来の向精神薬のみに頼らない、漢方薬、サプリメント等、可能な限り幅広いアプローチを提供したいと考えています。
サプリメント併用による症状改善症例(症例経過図)
症例)20代男性、統合失調症
統合失調症による幻覚妄想を発症後、抗精神病薬(統合失調症の薬)を開始したことで改善を得ました。しかし、服薬のみでは、いい状態を維持できず症状は再び悪化し、この間に2回入院しています。病気の一因としてナイアシン(ビタミンB3)の不足が考えられたため抗精神病薬に加えナイアシンを服用したところ、症状は大きく改善へと向かいました。薬の減量にも成功し、現在はわずかな服薬のみで安定した生活を送っています。
対応している精神疾病
統合失調症、心身症、自律神経失調症、うつ病、パニック障害、強迫性障害、睡眠障害、社会不安障害、心的外傷後ストレス障害、発達障害、適応障害、認知症など